Les quatre saisons avec des petits villages
新刊「フランスの小さな村だより 12か月」
Étape 3
アルザス地方で有名な街「コルマール(Colmar)」から、車で約15分ほど南西に行くと、同心円状に広がる小さなおとぎの国が広がります。
初めて訪れた観光客の方々が、口々に「可愛い!!」と声にする小さな村をご紹介しましょう。
グラン・テスト地方、オー・ラン県。ここには、いくつもの「フランスの最も美しい村」が存在します。その中でも、1、2を争う人気を誇るのが、ここ「エギスハイム」。カラフルなコロンバージュ(木骨造)が、村の中心にある聖レオン9世の礼拝堂とエギスハイム城を中心に重なり合うようにぐるっと同心円状に広がっています。
この村を訪れたなら、ぜひ、サン=レオンの噴水のそばにあるベンチに座って、空を見上げてください。
特に夏の間に訪れたなら、頭上ではコウノトリが舞っています。
礼拝堂や城の上には、大きな巣があり、忙しく子育てをしている最中のコウノトリを見ることができます。
私のお勧めは、なんといっても早朝散歩。まだ、観光客の方が来る前の村散歩は、とにかく快適です。とはいっても、ヨーロッパの方たちの朝は遅いので、朝9時ごろでも十分。
エギスハイムはなんといっても、花の村!「Villes et villages fleuris(花の街、花の村)」で花ラベル4を受賞しています。
朝早くに村散歩をしていると、お孫さんと一緒に花がらを摘んでいるおばあちゃんや花に水をやっている面白い給水車など、あちらもこちらも花の世話をしている姿を見ることができます。窓辺に飾られたゼラニウムはもちろんのこと、ハンギングや寄せ植えも参考になるものがいっぱい!日本の方も、ガーデニングが大好きな方が多いので、この村に来られると皆さん大喜びしてくれます。
外国の方がこの建物について、「世界中の人たちが写真を撮っている驚異的な鳩小屋」と書いているように、村一番の撮影スポットとして有名なLe pigeonnier (鳩小屋)。車で来られた方は、駐車場から旧市街まで歩いてくると、左手にすぐ見えるので、必ずみなさんが立ち止まって、写真を撮っています。
この場所で、人がいない状態で撮影するのは至難の業。
それでも、観光客同士で写真を撮り合っている姿を眺めていると、どの方たちも笑顔が溢れているのです。
エギスハイムの逸話の中には、コウノトリが鳩を嫌がっている挿絵があったり……。
なんとも、アルザスらしい童話の世界だなと感じています。
そんなエギスハイムは、アルザスのブドウ畑発祥の地としても知られ、ローマ時代、すでにブドウ栽培をしていた痕跡が丘の中腹で発見されています。
そのため、エギスハイムのワイナリーは常に高い評価を得ており、現在約30軒のワイン生産者が活動しています。「フランスの最も美しい村」の中で、最もワイン生産者が多い村とされているのも納得ですね。
標高約210メートルと比較的低い位置にあるこの村は、ブドウの木で覆われた丘に囲まれており、街を見守る「Les Trois Chateaux(3つの城)」 から見下ろすことができます。その眺望は、まるでカラフルな一枚の絵画のようです。
エギスハイムにとってワインは、村の発展に不可欠であり、地域文化の根幹をなすと考えられるているため、ワインイベントは、6月中旬よりいくつも開かれ、多くの観光客が訪れます。
さて、花の時期にスポットを当てて書いてきましたが、アルザスが一番輝く時期は、やはりノエル(クリスマス)の時期。
村の中でいくつも開かれるマルシェでは、アルザス特産のフォアグラやクグロフ、ヴァン・ショーなど、様々な食べ物を楽しむことができます。
また、ノエルに飾りたくなる可愛いオーナメントやノエルグッズがいっぱい。
花にワインにコウノトリにノエルと、小さいながらもとても魅力的。
みなさんも、ぜひ訪れてみてくださいね。
グラン・テスト地方、オー・ラン県。ここには、いくつもの「フランスの最も美しい村」が存在します。その中でも、1、2を争う人気を誇るのが、ここ「エギスハイム」。
カラフルなコロンバージュ(木骨造)が、村の中心にある聖レオン9世の礼拝堂とエギスハイム城を中心に、重なり合うようにぐるっと同心円状に広がっています。
この村を訪れたなら、ぜひ、サン=レオンの噴水のそばにあるベンチに座って、空を見上げてください。
特に夏の間に訪れたなら、頭上ではコウノトリが舞っています。礼拝堂や城の上には、大きな巣があり、忙しく子育てをしている最中のコウノトリを見ることができます。
外国の方がこの建物について、「世界中の人たちが写真を撮っている驚異的な鳩小屋」と書いているように、村一番の撮影スポットとして有名なLe pigeonnier (鳩小屋)。
車で来られた方は、駐車場から旧市街まで歩いてくると、左手にすぐ見えるので、必ずみなさんが立ち止まって、写真を撮っています。
この場所で、人がいない状態で撮影するのは至難の業。それでも、観光客同士で写真を撮り合っている姿を眺めていると、どの方たちも笑顔が溢れているのです。
エギスハイムの逸話の中には、コウノトリが鳩を嫌がっている挿絵があったり……。なんとも、アルザスらしい童話の世界だなと感じています。
私のお勧めは、なんといっても早朝散歩。まだ、観光客の方が来る前の村散歩は、とにかく快適です。とはいっても、ヨーロッパの方たちの朝は遅いので、朝9時ごろでも十分。
エギスハイムはなんといっても、花の村!「Villes et villages fleuris(花の街、花の村)」で花ラベル4を受賞しています。
朝早くに村散歩をしていると、お孫さんと一緒に花がらを摘んでいるおばあちゃんや花に水をやっている面白い給水車など、あちらもこちらも花の世話をしている姿を見ることができます。
窓辺に飾られたゼラニウムはもちろんのこと、ハンギングや寄せ植えも参考になるものがいっぱい!日本の方も、ガーデニングが大好きな方が多いので、この村に来られると皆さん大喜びしてくれます。
そんなエギスハイムは、アルザスのブドウ畑発祥の地としても知られ、ローマ時代、すでにブドウ栽培をしていた痕跡が丘の中腹で発見されています。
そのため、エギスハイムのワイナリーは常に高い評価を得ており、現在約30軒のワイン生産者が活動しています。「フランスの最も美しい村」の中で、最もワイン生産者が多い村とされているのも納得ですね。
標高約210メートルと比較的低い位置にあるこの村は、ブドウの木で覆われた丘に囲まれており、街を見守る「Les Trois Chateaux(3つの城)」 から見下ろすことができます。その眺望は、まるでカラフルな一枚の絵画のようです。
エギスハイムにとってワインは、村の発展に不可欠であり、地域文化の根幹をなすと考えられるているため、ワインイベントは、6月中旬よりいくつも開かれ、多くの観光客が訪れます。
さて、花の時期にスポットを当てて書いてきましたが、アルザスが一番輝く時期は、やはりノエル(クリスマス)の時期。
村の中でいくつも開かれるマルシェでは、アルザス特産のフォアグラやクグロフ、ヴァン・ショーなど、様々な食べ物を楽しむことができます。また、ノエルに飾りたくなる可愛いオーナメントやノエルグッズがいっぱい。
花にワインにコウノトリにノエルと、小さいながらもとても魅力的。みなさんも、ぜひ訪れてみてくださいね。
Paris Gare De L'est(パリ東駅)から、
TGVにてColmar(コルマール)駅まで約2時間30分。
*直通もありますが、ほとんどのチケットが
Strasbourg(ストラスブール)にて乗り換えするタイプです。
Colmar駅からEguisheim(エギスハイム)までは、
fluoバスのLine 68R030 に乗ってエギスハイムPlace De Gaulle で降ります。
(3か所バス停がありますが、旧市街に一番近いバス停です)
Les quatre saisons avec des petits villages
新刊「フランスの小さな村だより 12か月」
Sur les chemins des petits villages de France
フランスの小さな村を旅してみよう
Villes et Villages Fleuris de France
フランスの花の村を訪ねる
Carte postale O
ポストカード「ミディ・ピレネー」
Carte postale I
ポストカード「GERBEROY2」
Carte postale F
ポストカード「COQLICOT」
Carte postale M
ポストカード「LAVANDE」
Carte postale H
ポストカード「GERBEROY1」
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