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Étape 3

Faites des bouquets avec des fleurs sauvages! 【フランスの優しい暮らし】
野の花でブーケを作ろう! Faites des bouquets avec des fleurs sauvages!

野の花でブーケを作ろう!

オーヴェルニュはフランスでも有数の自然が残る地域です。
特に私の住んでいる村は、標高が少し高いため、夏でも涼しく多くの可愛い花を咲かせます。
そんな花たちを見ていると、ついついブーケにしたくなる私。
みなさんは、どんな花がお好みですか?

FAITES DES BOUQUETS AVEC DES FLEURS SAUVAGES!

春は野原が黄色の絨毯へ

初春の頃に咲き始める「スノードロップ」。
この花のたおやかさは何度も記事に書いていますが、オーヴェルニュに春を告げる美しい白い花です。

それから、ほどなくして淡いブルーの空の下には、桜に似た優しいピンクのアーモンドの花が咲き始め、大地は少しずつ黄色に染まり始めます。そう、タンポポが咲き始めたのです。

畑には菜の花が咲き乱れ、少し経つとキンポウゲの花も咲き始めます。
よくよく大地を見ていると、所々モグラが掘った後が盛り上がっていたり。
丘の上から下まで黄色に染まると、まさに、春爛漫。
そうして、少しずつ様々な色の花が咲き始めるのです。

タンポポ畑
タンポポが咲いて大地が黄色一色に!
野草のブーケ
春は色とりどりの野草のブーケをバスケットに入れてピクニックへ。
野草のリース
黄色とグリーンの野草のリース

君も雛罌粟(コクリコ) われも雛罌粟(コクリコ)

さぁ、初夏がやってきます。
ちょうどその頃、フランスの麦畑とともにフランスの大地は真っ赤に燃え始めます。

コクリコ畑
初夏。大地はコクリコにより真っ赤に燃える。
真っ赤なコクリコ
見た目のたおやかな姿とは違い非常に強いコクリコの花

そんな花たちを摘んでブーケを作りましょう

秋には紅葉が始まり、多くのキャロット・ソバージュ(ノラニンジン)が枯れ、帽子のように丸まりながら風に揺れています。
紫陽花は赤く色が変わり、秋バラが楚々と咲き始めると、やがて霜がゆっくりと降り始めるのです。
ヒイラギやピラカンサスの赤やオレンジが目立ち始め、原種クレマチスの綿毛が様々な木々に絡まっています。
なんといっても、目につくのは木々の上に丸くなっているヤドリギたち。
フランスでは、ヤドリギの下に立っている女性にはキスをしてもいいという逸話が残りますが、そんなロマンティックな季節の始まりです。

「ああ皐月(さつき)仏蘭西(フランス)の野は火の色す
君も雛罌粟(コクリコ)われも雛罌粟(コクリコ)」

コクリコ(ひなげし)の花の写真をアップすると与謝野晶子のこの短歌の話題が必ず出てきます。

夫である与謝野鉄幹のあとを追って、彼女がシベリア鉄道でパリに向かった話は非常に有名で、車窓から見たコクリコの赤が、彼女の胸の内にほとばしる鉄幹への思いと重なります。

コクリコの花は、なんとも頼りなく風に揺れているのですが、見た目とは違い非常に強い花で、後から後から咲いてきます

野草のブーケ
明るい緑の野原に濃いグリーンと白い野草のブーケ。ちらちらと見える赤や青い花がポイントに。
野草のリース
リースのベースになるツタやツル性の植物も野草から。
野草のリース
ボリュームたっぷりの野草のリース
野草のリース
野草のリース
野草のブーケ
季節が移ればまた、その季節の野草たちがブーケになるのを待っていてくれます。
紫陽花のリース
赤く染まってきた紫陽花で作ったリース
野草摘み
好きな野の花を摘んでブーケを作るのは日々の楽しみ

こうやって、一年を通し、自然の中で四季折々の花を楽しめるのがフランスのいいところ。
そんな野草を摘んで、あなたも可愛いブーケを作ってみませんか?

FAITES DES BOUQUETS AVEC DES FLEURS SAUVAGES!

春は野原が黄色の絨毯へ

タンポポ畑
タンポポが咲いて大地が黄色一色に!

初春の頃に咲き始める「スノードロップ」。
この花のたおやかさは何度も記事に書いていますが、オーヴェルニュに春を告げる美しい白い花です。

それから、ほどなくして淡いブルーの空の下には、桜に似た優しいピンクのアーモンドの花が咲き始め、大地は少しずつ黄色に染まり始めます。そう、タンポポが咲き始めたのです。

野草のリース
黄色とグリーンの野草のリース

畑には菜の花が咲き乱れ、少し経つとキンポウゲの花も咲き始めます。よくよく大地を見ていると、所々モグラが掘った後が盛り上がっていたり。
丘の上から下まで黄色に染まると、まさに、春爛漫。
そうして、少しずつ様々な色の花が咲き始めるのです。

野草のブーケ
春は色とりどりの野草のブーケをバスケットに入れてピクニックへ。

君も雛罌粟(コクリコ) われも雛罌粟(コクリコ)

さぁ、初夏がやってきます。
ちょうどその頃、フランスの麦畑とともにフランスの大地は真っ赤に燃え始めます。

コクリコ畑
初夏。大地はコクリコにより真っ赤に燃える。

「ああ皐月(さつき)仏蘭西(フランス)の野は火の色す
君も雛罌粟(コクリコ)われも雛罌粟(コクリコ)」

コクリコ(ひなげし)の花の写真をアップすると与謝野晶子のこの短歌の話題が必ず出てきます。

真っ赤なコクリコ
見た目のたおやかな姿とは違い非常に強いコクリコの花

夫である与謝野鉄幹のあとを追って、彼女がシベリア鉄道でパリに向かった話は非常に有名で、車窓から見たコクリコの赤が、彼女の胸の内にほとばしる鉄幹への思いと重なります。

コクリコの花は、なんとも頼りなく風に揺れているのですが、見た目とは違い非常に強い花で、後から後から咲いてきます。

野草のブーケ
明るい緑の野原に濃いグリーンと白い野草のブーケ。ちらちらと見える赤や青い花がポイントに。

そんな花たちを摘んでブーケを作りましょう

秋には紅葉が始まり、多くのキャロット・ソバージュ(ノラニンジン)が枯れ、帽子のように丸まりながら風に揺れています。

野草のリース
リースのベースになるツタやツル性の植物も野草から。
野草のリース
ボリュームたっぷりの野草のリース
野草のリース
野草のリース

紫陽花は赤く色が変わり、秋バラが楚々と咲き始めると、やがて霜がゆっくりと降り始めるのです。

紫陽花のリース
赤く染まってきた紫陽花で作ったリース

ヒイラギやピラカンサスの赤やオレンジが目立ち始め、原種クレマチスの綿毛が様々な木々に絡まっています。

野草のブーケ
季節が移ればまた、その季節の野草たちがブーケになるのを待っていてくれます。

なんといっても、目につくのは木々の上に丸くなっているヤドリギたち。
フランスでは、ヤドリギの下に立っている女性にはキスをしてもいいという逸話が残りますが、そんなロマンティックな季節の始まりです。

野草摘み
好きな野の花を摘んでブーケを作のは日々の楽しみ

こうやって、一年を通し、自然の中で四季折々の花を楽しめるのがフランスのいいところ。そんな野草を摘んで、あなたも可愛いブーケを作ってみませんか?

フランスより
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