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Étape 1

Les bols à café au lait anciens 【アンティークのある暮らし】
アンティークのカフェオレボウル Les bols à café au lait anciens

子どもの頃から、食器の中でもとりわけ陶器のカフェオレボウルが大好きだった私。
ぽってりとした柔らかい丸いフォルムは、両手の中にすっぽりと収まり、
大好きなカフェオレ、チャイなどを淹れ、ゆっくりとお茶の時間を楽しんでいました。

そんな私が、友人宅で一目惚れした小さなアンティークのカフェオレボウル。
そこから始まるカフェオレボウルの物語。

 LES BOLS À CAFÉ
AU LAIT ANCIENS

はじまりは、南仏に住む友人宅

21歳の頃、友人4人とフランス&イタリア旅行に行く機会があり、様々な体験をしました。中でも、一度見てみたかったコロッセオをはじめとする壮大なイタリア芸術と美味しいプディングに感激し、イタリアにはとてもいい思い出が残っています。
昔からオシャレなイメージのあったフランスは、パリでエッフェル塔を見ることができて大感激。しかし、今でも心に残るのは、1900年のパリ万国博覧会に合わせて建設されたオルセー駅のかまぼこ状の大屋根(トレイン・シェッド)なのです。

昔から変わらない駅舎の大時計
やはり、フランスといえばエッフェル塔。
やはり、フランスといえばエッフェル塔。

 LES BOLS À CAFÉ
AU LAIT ANCIENS

はじまりは、南仏に住む友人宅

21歳の頃、友人4人とフランス&イタリア旅行に行く機会があり、様々な体験をしました。中でも、一度見てみたかったコロッセオをはじめとする壮大なイタリア芸術と美味しいプディングに感激し、イタリアにはとてもいい思い出が残っています。
昔からオシャレなイメージのあったフランスは、パリでエッフェル塔を見ることができて大感激。しかし、今でも心に残るのは、1900年のパリ万国博覧会に合わせて建設されたオルセー駅のかまぼこ状の大屋根(トレイン・シェッド)なのです。

昔から変わらない駅舎の大時計
美しい外観のオルセー美術館。PARIS-ORLEANS、BLOIS-TOURSなど、昔の駅舎の名残が見られます。

時を経てもなお、多くの観光客が写真を撮るスポットであるオルセー美術館の大時計は、
オルセー駅時代からのもので、ターミナル駅オルセーの面影を残しています。

美しい外観のオルセー美術館。PARIS-ORLEANS、BLOIS-TOURSなど、昔の駅舎の名残が見られます。

時を経てもなお、多くの観光客が写真を撮るスポットであるオルセー美術館の大時計は、
オルセー駅時代からのもので、ターミナル駅オルセーの面影を残しています。

そこから長い年月が過ぎ、偶然知り合ったフランス在住の友人宅へ遊びに行くことになりました。彼女が住んでいたのは、南仏プロヴァンスのカルパントラ郊外。案内された彼女の家の中は、今まで私が知っていたインテリアとは全く違う世界だったのです。

カルパントラ郊外の友人宅にて。
とにかくアンティークの手芸用品がいっぱいでどれもこれも新鮮でした。
もう20年近く前になるので古い写真ですが、このカフェオレボウルが可愛かったのです。

そこから長い年月が過ぎ、偶然知り合ったフランス在住の友人宅へ遊びに行くことになりました。彼女が住んでいたのは、南仏プロヴァンスのカルパントラ郊外。案内された彼女の家の中は、今まで私が知っていたインテリアとは全く違う世界だったのです。

1つの欠けたカフェオレボウル

彼女は洋裁を得意としていたため、1室をアトリエにしていましたが、今まで雑誌の中でしか見たことがなかったもので溢れています。アンティークの皮のトランク、古い型紙やレースを編む細長い図案、昔のジャーナルに古いミシン台、ボビンレースに刺繍糸。

その一つ一つのフォルムの美しさに心が踊り、「これ、どこで見つけたの?」と聞いたところで、パタッと手が止まりました。
そこにあったのは、すでに縁が欠けてしまった優しいブラウンと水色のカフェオレボウル。いつもの私なら、「なんでこんな欠けてるものを飾ってるのだろう」と不思議に思うだけだったのでしょうが、フランスマジックにかかっていたこの瞬間、「なんて可愛いのだろう」と感動したのです。

今、懐かしくその頃の写真を眺めてみても、「あれ?これだったっけ?」と思うのですが、その時すでに「アンティークのカフェオレボウル」に夢中になっていました。

アンティークの引き出しを積み上げるだけという収納方法にびっくり!
カルパントラ郊外の友人宅にて。

1つの欠けたカフェオレボウル

彼女は洋裁を得意としていたため、1室をアトリエにしていましたが、今まで雑誌の中でしか見たことがなかったもので溢れています。

アンティークの引き出しを積み上げるだけという収納方法にびっくり!

アンティークの皮のトランク、古い型紙やレースを編む細長い図案、昔のジャーナルに古いミシン台、ボビンレースに刺繍糸。

とにかくアンティークの手芸用品がいっぱいでどれもこれも新鮮でした。

その一つ一つのフォルムの美しさに心が踊り、「これ、どこで見つけたの?」と聞いたところで、パタッと手が止まりました。
そこにあったのは、すでに縁が欠けてしまった優しいブラウンと水色のカフェオレボウル。

もう20年近く前になるので古い写真ですが、このカフェオレボウルが可愛かったのです。

いつもの私なら、「なんでこんな欠けてるものを飾ってるのだろう」と不思議に思うだけだったのでしょうが、フランスマジックにかかっていたこの瞬間、「なんて可愛いのだろう」と感動したのです。

今、懐かしくその頃の写真を眺めてみても「あれ?これだったっけ?」と思うのですが、その時すでに「アンティークのカフェオレボウル」に夢中になっていました。

初めての蚤の市へ

それからの数日間は夢のよう。見るもの触れるものがすべて新鮮でどこか懐かしく……。
この時の私は、どれを見ても欲しくなり、買いもの熱が抑えられることはありませんでした。

もともと人気のある南仏プロヴァンスの中でも、一番人気のGordes(ゴルド)村では、
今はもうなくなってしまった入口付近にあった雑貨店でブティのベッドスプレッドに一目惚れ。
今考えると、どうやって持ち帰ったのだろうと思うサイズのベッドカバーやクッションカバーを抱え
空港で超過料金を払いながらも幸せ感満載で帰国。

初めての蚤の市へ

私の持っているアンティークカフェオレボウルの一部。まだまだたくさんあります。

それからの数日間は夢のよう。見るもの触れるものがすべて新鮮でどこか懐かしく……。この時の私は、どれを見ても欲しくなり、買いもの熱が抑えられることはありませんでした。

もともと人気のある南仏プロヴァンスの中でも、一番人気のGordes(ゴルド)村では、今はもうなくなってしまった入口付近にあった雑貨店でブティのベッドスプレッドに一目惚れ。

今考えると、どうやって持ち帰ったのだろうと思うサイズのベッドカバーやクッションカバーを抱え空港で超過料金を払いながらも幸せ感満載で帰国。

私の持っているアンティークカフェオレボウルの一部。まだまだたくさんあります。

その後、訪れたリル・シュル・ラ・ソルグでは、いくつものカフェオレボウルを見つけ、もはや友人も呆れたほどハイテンションに。
あの時、様々なカラーで手に入れたDigoinのカフェオレボウルは、友人たちに譲り、今、自分の手元に残っているのは2つほどになっていますが、
そのカフェオレボウルを眺めると、当時のことを思い出します。
もちろん、それからも度重なる渡仏で少しずつ集め、今ではカフェオレボウルのみの小さな食器棚があるほど。
個人的に好きなのは、DIGOIN & SARREGUEMINESなどの、ぽってりしたデザインで、アンティークの話を書くときに、チラッとお見せしたいと思います。

大好きなチューリップ柄。
一目惚れして手に入れたカフェオレボウル。それ以来、一度も同じものを見たことがありません。
一目惚れして手に入れたカフェオレボウル。それ以来、一度も同じものを見たことがありません。

その後、訪れたリル・シュル・ラ・ソルグでは、いくつものカフェオレボウルを見つけ、もはや友人も呆れたほどハイテンションに。

大好きなチューリップ柄。

あの時、様々なカラーで手に入れたDigoinのカフェオレボウルは、友人たちに譲り、今、自分の手元に残っているのは2つほどになっていますが、そのカフェオレボウルを眺めると、当時のことを思い出します。

赤いカフェオレボウルはやはり可愛い!


もちろん、それからも度重なる渡仏で少しずつ集め、今ではカフェオレボウルのみの小さな食器棚があるほど。
個人的に好きなのは、DIGOIN & SARREGUEMINESなどのぽってりしたデザインで、アンティークの話を書くときに、チラッとお見せしたいと思います。

ブロカントのおじさんにプレゼントしてもらったカフェオレボウル
パリで見つけたカフェオレボウル。
赤いカフェオレボウルはやはり可愛い!
ブロカントのおじさんにプレゼントしてもらったカフェオレボウル
パリで見つけたカフェオレボウル。
スミレのカフェオレボウル。色合いがとても好みで一番のお気に入り。

最近では様々なブロカントを訪れても、「素敵なデザインのカフェオレボウルは、ほとんど日本に行ってしまったよ」と笑われることが多く、なかなか出逢わなくなってしまいましたが、今でも時々「キュン」と心に響く瞬間があり、そんなときは家に連れ帰るようにしています。

アンティークは突然の出逢い。そんな瞬間が皆様にも訪れるよう願いながら、今日もブロカント巡りをして、可愛いものを見つけていきますね!

最近では様々なブロカントを訪れても「素敵なデザインのカフェオレボウルは、ほとんど日本に行ってしまったよ」と笑われることが多く、なかなか出逢わなくなってしまいましたが、今でも時々「キュン」と心に響く瞬間があり、そんなときは家に連れ帰るようにしています。

スミレのカフェオレボウル。色合いがとても好みで一番のお気に入り。

アンティークは突然の出逢い。そんな瞬間が皆様にも訪れるよう願いながら、今日もブロカント巡りをして、可愛いものを見つけていきますね!

Vivre avec des antiquités 【アンティークのある暮らし】

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