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Étape 2

Souvenirs de meubles de cuisine anciens 【アンティークのある暮らし】
古い飾り棚の想い出 Souvenirs de meubles de cuisine anciens

古い飾り棚の想い出

私がフランスに住むようになって、まず初めに困ったのが私が日本から持ってきた食器たち。
子供の頃から母について食器を見に行くのが好きだったため、集めていた食器の数もかなりありました。
しかし、もともと夫が先にこの家に住んでいたため、キッチンにある大きな収納棚には、すでに多くの食器が収納されていました。
もちろん、必要ないものも山ほど。そのため、一度すべての食器を整理したのですが、それでも十分な量とは言えませんでした。
そこで、まず最初に自分の気に入った食器を飾れる食器棚(飾り棚)を購入することになりました。

SOUVENIRS DE MEUBLES DE CUISINE ANCIENS

なかなか見つからない飾り棚

そうは言っても、フランスに引っ越したばかりの私には、まずどの店に行けば気に入った家具が見つかるかわかりません。パリならいくらでもありそうですが、フランスの田舎にはどこに行けばたくさんの飾り棚が見つかるのかわかりません。夫に毎週、クレルモン=フェランというこの辺りで一番大きな街にあるインテリアショップに連れていってもらいましたが、インテリアにこだわりのある私が気に入るものは、全く見つかりませんでした。

ブロカント
インテリアにこだわりのある私が気に入るものは全く見つからない
ブロカント
フランスの田舎にはどこに行けばたくさんの飾り棚が見つかるのかわかりません

そこで、ブロカントで見つけてみようかという気持ちになったのです。
しかし、遠くのブロカントでいくら気に入った飾り棚を見つけても、
車に簡単に乗る大きさではないですし、なかなか欲しいものが見つかりません。

そんな時に、近くの家でVide-maisonsが開かれると聞きました。

ブロカント
ブロカントで見つけてみようかという気持ちになったものの……なかなか欲しいものが見つからない
Vide-maisons(ヴィド・メゾン)
Vide-maisons(ヴィド・メゾン)誰かが亡くなったり、引っ越しをするなどという理由から、家の中のものを整理するために行われるシステム

ある日、たまたま、近所の家でヴィド・メゾンが開かれているという噂を聞いたので、夫と一緒に出掛けてみると、ちょうど可愛いデザインの飾り棚が見つかりました。
「これは、ひいおばあちゃんの代で使っていたものなの」と家主に聞き、それなら私が大切に使ってみようかという気持ちになりました。アンティーク=歴史を受け継ぐのだと感じました。

今ではすっかり我が家の主役

Vide-maisonsに行ってみよう!

Vide-maisons(ヴィド・メゾン)とは、Vide=空、maisons=家という言葉どおり、誰かが亡くなったり、引っ越しをするなどという理由から、家の中のものを整理するために行われるシステムです。

様々な形で告知方法がありますが、フランスらしく、突然家の前に看板や張り紙がされることもあります。指定した日に、興味のある方が、その家まで出向き、欲しいものがあれば安く購入できるという仕組みです。
そのため、お皿1枚だけ買うということはあまりできませんが、セットでいくらと格安で買うことができます。結構な量がある場合は、事前に内覧会も実施され、皆さんお目当ての物を見つけておきます。

ここでの一番の敵は、ブロカンターさん。彼らよりいかに早く行くかで、お買い得のものを手に入れます。

指定した日に、興味のある方が、その家まで出向き、欲しいものがあれば安く購入できるという仕組み

今ではダイニングの主役です。

ようやく手に入った飾り棚でしたが、もともと築200年の我が家には濃い茶色では暗すぎます。
そのため、白に塗り替えることにしました。

白に塗り替えることにしました
築200年の我が家には濃い茶色では暗すぎたため、白に塗り替えることに!

表面にはニスが塗られているため、まずは塗装を剥がし、その上から買ってきたペンキを塗ります。そのままでは、ただの白い家具になってしまうため、エイジング加工を施し、今ではお気に入りの家具となっています。

エイジング加工を施す
エイジング加工
塗装を剥がしその上から買ってきたペンキを塗る
塗装を剥がしその上から買ってきたペンキを塗る
飾り棚1
紫陽花の季節のディスプレイ
飾り棚2
バラの季節のディスプレイ
飾り棚3
ノエルのディスプレイ
飾り棚

現在は、ダイニングに鎮座していますが、いつの間にか夫が引き出しを使ったり、子供たちに届いた手紙などを入れるようになり、すっかり我が家の主役になりました。

季節によってディスプレイも変え、お客様が多い際には、お菓子やケーキを置いたりと、普段の食事にもよく使います。

みなさんも、ぜひリビングやダイニングの「顔」となるお気に入りの家具を見つけてくださいね!

SOUVENIRS DE MEUBLES DE CUISINE ANCIENS

なかなか見つからない飾り棚

ブロカント
フランスの田舎にはどこに行けばたくさんの飾り棚が見つかるのかわかりません

そうは言っても、フランスに引っ越したばかりの私には、まずどの店に行けば気に入った家具が見つかるかわかりません。パリならいくらでもありそうですが、フランスの田舎にはどこに行けばたくさんの飾り棚が見つかるのかわかりません。

ブロカント
インテリアにこだわりのある私が気に入るものは全く見つからない

夫に毎週、クレルモン=フェランというこの辺りで一番大きな街にあるインテリアショップに連れていってもらいましたが、インテリアにこだわりのある私が気に入るものは、全く見つかりませんでした。

ブロカント
ブロカントで見つけてみようかという気持ちになったものの……なかなか欲しいものが見つからない

そこで、ブロカントで見つけてみようかという気持ちになったのです。しかし、遠くのブロカントでいくら気に入った飾り棚を見つけても、車に簡単に乗る大きさではないですし、なかなか欲しいものが見つかりません。

そんな時に、近くの家でVide-maisonsが開かれると聞きました。

Vide-maisonsに行ってみよう!

Vide-maisons(ヴィド・メゾン)
Vide-maisons(ヴィド・メゾン)誰かが亡くなったり、引っ越しをするなどという理由から、家の中のものを整理するために行われるシステム

Vide-maisons(ヴィド・メゾン)とは、Vide=空、maisons=家という言葉どおり、誰かが亡くなったり、引っ越しをするなどという理由から、家の中のものを整理するために行われるシステムです。

様々な形で告知方法がありますが、フランスらしく、突然家の前に看板や張り紙がされることもあります。指定した日に、興味のある方が、その家まで出向き、欲しいものがあれば安く購入できるという仕組みです。

Vide-maisons(ヴィド・メゾン)
指定した日に、興味のある方が、その家まで出向き、欲しいものがあれば安く購入できるという仕組み

そのため、お皿1枚だけ買うということはあまりできませんが、セットでいくらと格安で買うことができます。結構な量がある場合は、事前に内覧会も実施され、皆さんお目当ての物を見つけておきます。

ここでの一番の敵は、ブロカンターさん。彼らよりいかに早く行くかで、お買い得のものを手に入れます。

今ではダイニングの主役です。

塗装を剥がしその上から買ってきたペンキを塗る
塗装を剥がしその上から買ってきたペンキを塗る

ようやく手に入った飾り棚でしたが、もともと築200年の我が家には濃い茶色では暗すぎます。そのため、白に塗り替えることにしました。

白に塗り替えることにしました
築200年の我が家には濃い茶色では暗すぎたため、白に塗り替えることに!

表面にはニスが塗られているため、まずは塗装を剥がし、その上から買ってきたペンキを塗ります。そのままでは、ただの白い家具になってしまうため、エイジング加工を施し、今ではお気に入りの家具となっています。

エイジング加工
今ではすっかり我が家の主役

現在は、ダイニングに鎮座していますが、いつの間にか夫が引き出しを使ったり、子供たちに届いた手紙などを入れるようになり、すっかり我が家の主役になりました。

飾り棚1
紫陽花の季節のディスプレイ

季節によってディスプレイも変え、お客様が多い際には、お菓子やケーキを置いたりと、普段の食事にもよく使います。

飾り棚2
バラの季節のディスプレイ
飾り棚3
ノエルのディスプレイ

みなさんも、ぜひリビングやダイニングの「顔」となるお気に入りの家具を見つけてくださいね!

飾り棚

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