Bougies trosadées 20
ひねりキャンドルS
Étape 3
夜でも昼間と同じように?
20代の頃から、インテリアに携わる仕事をしていた私ですが、
その際、男性によく言われる言葉がありました。「夜でも昼間と同じくらい明るくして欲しい」と。
もちろん、お客様のご要望は叶える必要があるため、
様々なインテリアに合う照明をご提案したのですが、そこで却下されたのが白熱灯。
「こんな暗いと目が悪くなる」ということで、ほとんどの方が蛍光灯を選ばれたのでした。
しかし、時代はどんどんと変わっていき、LEDでも暖色系が好まれるようになり、
少しずつ灯りへの概念が変わってきたような気がします。
結婚してフランスに住むようになってから、一番感じたのが夜の明るさの違いでした。まず、街中にはネオンがなく、ピカピカ光る回転灯や昼間のように明るい看板もなく、街灯もそれほど多くありません。あるのは、教会をぼわーっと照らすオレンジ色の光。これがなんとも神秘的で、心から感動しました。
最初のうちは、なんでこんなに早く真っ暗になるのだろう?と不思議でしたが、「夜は寝るものでしょ?」と言われたとき、その当たり前のことをすっかり忘れていたことに気がつきました。太陽が昇ったら目覚め、太陽が沈んだら眠る。これが生きていく上でのリズムなのだと感じるようになります。
もちろん、日本でこの生活をするのは難しいですし、それぞれの国での生き方があるとは思います。それでも、もともと白熱灯の灯りのほうが好きだった私は、間接照明やキャンドルを使って部屋の明るさを調整することが美しいと感じるようになりました。
フランスで住むようになってから、本当に多くのキャンドルが売られているのを見かけるようになりました。もちろん、日本でも素敵なキャンドル作家さんがいますし、少しずつ世の中が変わってきている気がします。
日本は地震があることから、キャンドルに消極的だということを、時々聞きます。しかし、私は1995年に起きた阪神大震災の際に、キャンドルのありがたみを心から感じました。
もともと、キャンドルを集めることが趣味だった私は、たまたまあの震災の際にたくさんキャンドルを持っていました。そのため、地震後に停電が起きた際、懐中電灯だけでなく、キャンドルを灯していました。もちろん、余震がくれば、すぐに消しましたが、あの停電中、真っ暗な中に灯りがともるだけで、安心感が心に広がっていった記憶が鮮明に残っています。
そんなことから、キャンドルがとても好きになり、家の中でたくさん灯すようになりました。
それと同じく、キャンドルホルダーも様々な種類を持っています。
ノエルの時は灯りをすべて消し、キャンドルの灯りの中で、家族みんなで食事をします。お互いの顔がほんのり見える中で、1年を振り返り、様々な話をする時間は、何にも代えがたいものがありますね。ふと、目をやると、部屋の中には、同じく暖炉の炎が煌めき、1年の終わりをしみじみと感じるのです。
みなさんも、時にはそんな「キャンドル時間」を楽しんでみませんか?
結婚してフランスに住むようになってから、一番感じたのが夜の明るさの違いでした。まず、街中にはネオンがなく、ピカピカ光る回転灯や昼間のように明るい看板もなく、街灯もそれほど多くありません。あるのは、教会をぼわーっと照らすオレンジ色の光。これがなんとも神秘的で、心から感動しました。
最初のうちは、なんでこんなに早く真っ暗になるのだろう?と不思議でしたが、「夜は寝るものでしょ?」と言われたとき、その当たり前のことをすっかり忘れていたことに気がつきました。太陽が昇ったら目覚め、太陽が沈んだら眠る。これが生きていく上でのリズムなのだと感じるようになります。
もちろん、日本でこの生活をするのは難しいですし、それぞれの国での生き方があるとは思います。それでも、もともと白熱灯の灯りのほうが好きだった私は、間接照明やキャンドルを使って部屋の明るさを調整することが美しいと感じるようになりました。
フランスで住むようになってから、本当に多くのキャンドルが売られているのを見かけるようになりました。もちろん、日本でも素敵なキャンドル作家さんがいますし、少しずつ世の中が変わってきている気がします。
日本は地震があることから、キャンドルに消極的だということを、時々聞きます。しかし、私は1995年に起きた阪神大震災の際に、キャンドルのありがたみを心から感じました。
もともと、キャンドルを集めることが趣味だった私は、たまたまあの震災の際にたくさんキャンドルを持っていました。そのため、地震後に停電が起きた際、懐中電灯だけでなく、キャンドルを灯していました。もちろん、余震がくれば、すぐに消しましたが、あの停電中、真っ暗な中に灯りがともるだけで、安心感が心に広がっていった記憶が鮮明に残っています。
そんなことから、キャンドルがとても好きになり、家の中でたくさん灯すようになりました。
それと同じく、キャンドルホルダーも様々な種類を持っています。
ノエルの時は灯りをすべて消し、キャンドルの灯りの中で、家族みんなで食事をします。
お互いの顔がほんのり見える中で1年を振り返り、様々な話をする時間は何にも代えがたいものがありますね。
ふと、目をやると、部屋の中には、同じく暖炉の炎が煌めき、1年の終わりをしみじみと感じるのです。
みなさんも、時にはそんな「キャンドル時間」を楽しんでみませんか?
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